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サイディングは多くの住まいで採用されている外壁材ですが、その維持管理は塗り替えだけで完結するものではありません。板と板の継ぎ目に入っているシーリングや、板そのものの反りや浮き、留め付けている釘の状態まで含めて見ていく必要があります。宮城県仙台市で外壁塗装や屋根塗装を手がける空装では、ドローンによる点検で高所まで確認したうえでご提案しています。この記事ではサイディング固有の傷み方と、手を入れる順番についてご説明します。
サイディングは工場で成形された板を建物に張り付けていく外壁材です。板と板のあいだ、そして窓やドアの周囲には必ず継ぎ目が生まれ、そこをゴム状のシーリング材が埋めています。この目地が雨水の侵入を止めているため、板の表面がきれいに見えていても目地が切れていれば内部に水が回ります。サイディングの維持管理は、まず目地を見るところから始まります。板の面積に比べれば目地はごくわずかですが、防水の要を担っているのはこの細い線の部分です。
シーリング材は建物のわずかな動きに追従するために柔らかく作られており、その分だけ紫外線と温度変化の影響を強く受けます。仙台市のように寒暖差が大きく、冬の寒風と積雪、夏の湿気と紫外線を順に受ける環境では、伸び縮みの回数そのものが増えます。結果として塗膜より早く硬化してひび割れ、痩せて隙間が生じます。ひび割れや隙間、外壁材から剥がれた状態が見えたら、点検の時期とお考えください。指で押したときに弾力がなく、硬く沈まないようであれば柔軟性が失われている合図になります。

打ち替えは古いシーリング材をすべて撤去し、目地を清掃してプライマーを塗ってから新しい材料を充填する方法です。手間はかかりますが、目地の奥まで新しい材料で満たせるため本来の厚みを確保できます。板と板のあいだの目地は動きの大きい部分ですので、劣化が進んだ場合はこの打ち替えが基本になります。既存材の撤去がきちんと行われているかどうかで、その後の持ちが変わります。撤去したあとに専用のプライマーを塗る工程も省けませんので、下地処理まで含めて仕様に入っているかをご確認ください。
増し打ちは既存のシーリング材を残したまま、その上から新しい材料を重ねる方法です。撤去が難しいサッシまわりなど、下地を傷めずに施工したい箇所では有効な選択肢になります。一方で板の目地に対して安易に増し打ちを行うと、必要な厚みが取れずに早期の剥離を招きます。見積書で打ち替えと増し打ちのどちらなのか、どの箇所に適用するのかが書き分けられているかをご確認ください。空装では点検で確認した目地の状態に応じて、箇所ごとに工法を分けてご提案しています。
塗膜が傷んだサイディングは水を吸い込むようになり、乾燥と吸水を繰り返すうちに板の表と裏で伸び縮みの差が生まれます。この差が積み重なると板の端が持ち上がり、反りや浮きとして現れます。仙台市では冬に吸い込んだ水分が凍って膨らむ凍害も加わるため、この動きが加速しやすい傾向があります。反りが出た板は元の形に戻りませんので、進行させないことが唯一の対処になります。反りが生じると板の裏側に隙間が空き、そこへ風雨が入り込んで下地の劣化を早めていきます。
板を留めている釘やビスの頭が浮いてくるのも、見逃されやすい症状です。浮いた部分には隙間ができ、そこから雨水が下地の防水シートや構造材に達します。さらに強風時には板が煽られて破損の起点になります。釘の浮きは地上から見上げただけでは分かりにくいため、空装ではドローンで高所まで撮影し、画像でご確認いただきながら状態をご説明しています。あらゆる建物の外壁と屋根の点検がドローンなら手軽に完了しますので、足場を組む前に必要な工事量を把握できます。
窯業系はセメント質を主体とした板で、防水を塗膜に依存している点が最大の特徴です。手で触れたときに白い粉が付くチョーキング、表面のヘアクラック、小口の欠け、そして目地の状態を順に見ていきます。とりわけ小口や切断面は塗膜が薄くなりやすく、水を吸い込む入口になります。塗り替えの際にこの部分まで処理されているかどうかが、次の十年の差になって現れます。板の下端やサッシとの取り合いも水が溜まりやすい箇所ですので、見落としがちな部分ほど丁寧に確認します。
金属系は水を吸わないため反りは起きにくく、凍害にも比較的強い外壁材です。その代わり見るべきは傷とへこみ、そして切断面や留め具まわりの錆の有無になります。飛来物による小さな傷から錆が広がることがあり、海沿いでは潮風の塩分が進行を早めます。表面の艶引けや色あせも塗り替えの合図ですので、素材ごとに点検の視点を切り替えることが大切です。窯業系と金属系が混在している住まいもありますので、面ごとの仕様を確かめたうえで工事内容を組み立てます。

チョーキング、色あせ、目地の痩せやひび割れ、藻やカビの付着、板の浮きといった症状が複数そろってきたら、検討を始める時期です。劣化というと大きなひび割れや雨漏りが起きない限り大丈夫と思われがちですが、小さな浮きや細いひび割れも重要なサインになります。初期の段階で手を入れておけば、大きな修繕工事へ発展するのを防げます。空装の施工事例でも、防水を目的に築十五年で着手された住まいがあります。逆に症状が出てから長く放置してしまうと、塗り替えでは収まらない下地の工事が必要になることも少なくありません。
外壁塗装は塗って終わりではなく、定期的な点検とメンテナンスが重要です。仙台市では積雪や凍結の時期に工程が延びやすく、乾燥時間の確保にも配慮が必要になります。そのため症状が出てから慌てて動くのではなく、点検を先に済ませて着工時期を選べる状態にしておくと安心です。外壁と屋根を同時に施工することで、工期や費用を抑えられるケースも多く見られます。屋根の状態はドローンで同時に確認できますので、まとめて計画することが結果的に負担を減らします。
傷みが限られた枚数にとどまり、下地の防水シートや構造材が健全であれば、該当箇所の補修とシーリングの打ち替え、そして全体の塗り替えで維持できます。板の軽微な浮きは留め直しとコーキング処理で対応でき、欠けは補修材で成形してから塗装します。広がる前に止めることができれば、費用も工期も抑えられます。判断の前提になるのは、やはり点検の精度です。どこまでが健全でどこからが傷んでいるのかを画像で共有できれば、必要な範囲に絞った工事の設計ができます。
一方で反りが広範囲に及んでいる、板が層状に剥がれている、下地の防水シートまで傷んでいるといった状態では、塗り替えだけでは防水機能を取り戻せません。この場合は該当箇所の張り替えや、既存の上から新しい外壁材を重ねるカバー工法が候補になります。空装では外壁や屋根の塗装だけでなく張り替えも手がけており、点検結果をもとにどちらが妥当かをご説明します。今後住み続ける年数やご予算も伺ったうえで、複数のプランを並べてご提示します。
実際の工事がどの程度になるかは、建物の大きさと劣化の進み具合によって変わります。空装の事例では、築十五年のサイディングボードとスレート瓦の住まいで外壁屋根塗装を行い、工期二十日、費用百二十万円という内容がありました。築二十四年の外壁塗装工事では工期十七日で百六十八万円、築二十五年で劣化の進行を止めることを目的とした工事では工期二十二日で百四十四万円です。建物の状態によって幅がありますので、現地調査でお見積りします。同じ築年数でも下地補修の量や足場の掛けやすさで金額は動きますので、事例はあくまで参考の範囲としてご覧ください。
空装は点検から施工、アフターまでを自社で一貫して担当しています。ドローンによる点検で現状を画像として記録し、必要な工事と見送ってよい工事を切り分けたうえでご提案します。保証は施工内容に応じて五年から十年とし、施工後も定期的に状態を見守ります。定期的にメンテナンスを行うことで、長期的な費用はむしろ抑えられます。点検を怠って放置された住まいと、計画的に手を入れてきた住まいでは、十年後の建物の状態に大きな差が出ます。現地調査とお見積りは無料です。

A 技術的には可能ですが、あまりおすすめはしていません。シーリングの打ち替えには足場が必要になる箇所が多く、塗り替えと分けて行うと足場の費用が二重にかかります。塗膜の状態がまだ健全であれば先行して直す判断もありますので、点検結果を見てご相談させてください。雨漏りが起きている場合は、当然ながら止水を優先して対応します。
A 箇所によって使い分けます。動きの大きい板の目地は打ち替えが基本で、下地を傷めたくないサッシまわりでは増し打ちが選ばれることもあります。すべてを増し打ちで済ませる提案には注意が必要ですので、どの箇所にどちらを行うのかをご確認ください。金額の安さだけで比べると、工法の違いが見えないまま契約してしまうことがあります。
A 反ってしまった板が塗装で元の形に戻ることはございません。反りが軽微で枚数が限られていれば留め直しと補修で進行を抑えられますが、範囲が広い場合は張り替えやカバー工法をご検討いただきます。まずは反りの範囲を点検で確認します。反りが一部でも、その周囲の板が同じ環境にある以上、数年のうちに同様の症状が出る可能性もご説明します。
A ドローンによる点検を行っています。足場を組まずに屋根面や二階以上の外壁を撮影でき、釘の浮きや目地の状態まで画像でご確認いただけます。あらゆる建物の外壁と屋根の点検に対応しており、地上からでは分からない部分の把握に役立ちます。撮影した画像はそのままご説明の資料になりますので、納得したうえで工事内容を決めていただけます。
A 一般的な外壁塗装は一週間程度で完了しますが、建物の大きさや塗料の種類によって変動します。シーリングの打ち替えや下地補修が加わると日数は延びます。費用も建物の状態によって幅がありますので、現地調査でお見積りします。ご予算に合わせて、今回行う工事と次回に回す工事を分けたプランもご用意できます。
株式会社空装では無料点検を承っています。記事の内容でご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。
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